2022-01-01から1年間の記事一覧
メンテナンスと舫の調整に追われた一年 思えば、昨年の8月に姫路から西宮に回航してきておよそ一年が経つが、なんと出航したのは一度きり。あとは、船のメンテと舫の調整ばかりしていた一年だった。 もっとも海といえども7月〜9月中旬までは殺人的な日差しと…
前例のない規模の台風14号 前例が無いとの報道で、確かに九州上陸時点で935hpaと強力な勢力で暴風圏も大きい台風14号が西日本を横断するとのことなので、前回に対して更に増し舫をしにハーバーへ。 windy予測画像 気象アプリの予測によると、19日の22時…
台風11号発生 幸い昨年は、近畿地方にあまり影響の有りそうな台風は来なかったのだが、今年は、温暖化による海水温の上昇のせいか、日本近海で台風が発生している。 これまでの台風は、発生後太平洋沿いに北上していたので、近畿地方へは影響がなかったが…
梅雨明けの嵐 梅雨明け前に大雨が降ることは良くある。 今年はご存知の通り梅雨入りが異常に早かったうえ、 ほとんど大した雨も降らぬ間に二週間ほどで梅雨前線が消え失せ明けてしまった。 が、しかし、先週先々週と雨の日が多かった。 特に先週半ばくらいは…
充電しないのは? 前回ギブアップしたことで、助っ人T氏に来てもらうことにした。T氏は現役時代には某航空会社で活躍していたメカニックで特に電気系に強いうえ、自身の所有艇で同型のヤンマーSV-5型エンジンを整備していた頼りになる助っ人だ。 T氏によると…
エンジン始動不良 エンジンの始動が不良であった事は、前にエンジン整備の回で触れたが、その際にはスターターモーターの交換で解決したと書いた。艇を回航して以来、新しい泊地での舫の取り回しの調整や、雨水による浸水問題の解決などを続けていたため、出…
ヤンマーSV5型エンジン ヤンマーSV5型エンジン 我が愛艇にはヤンマーSV5型エンジンが搭載されている スペックは、立型水冷4サイクル1気筒、連続定格出力5Ps(1700rpm)、実用最大出力12Ps(3000rpm)だ。数年前にOHしたとの話を聞いているが、エンジン自体調子…
バウハッチの塗装を行う 本艇ではフォクスル部とスターンビン部にそれぞれ木製のハッチが設置されており、共に本来ニス仕上げの様だが、主人が引き継いだ時には、木部用塗料が塗布されている状態だった。 ハッチは一枚板ではなく、無垢のチーク材を2〜3分…
なぜかビルジが溜まる⁇ 丁度スターンデッキの腐りを修理していた時期は梅雨の最中で、合間を見ながらの作業だった。前回までの修理の結果、スターンデッキの水密は完璧のハズだったが、、、なぜか、雨が降った日の翌日にはビルジが溜まる。 写真は左舷側セテ…
よもやよもやのスターンデッキの腐り 今まで補修していた箇所は予め聞いていたか、意味ありげなガムテープが貼ってあったりなど、言わば予見性があった。ところが、フォアデッキとサイドデッキ,ドッグハウス周りが片付き、やっと新しい母港への回航が見えて…
スプラッシュガードとは 波や風の強い日にヨットに乗ったことのある人ならご存知のとおり、船が波を切った時にはスプレイが結構上がり、それがデッキ沿いに飛んできて、コックピットに居る人にそれが直撃したり、キャビンに入るコンパニオンウエイのハッチが…
ヴァン・デ・シュタット31のドッグハウス この頃のヴェン・デ・シュタット設計のIOR艇のドッグハウスは、本艇の様なドーム形状のものがある。当時のIORレース艇は、S&S30が代表する様に、フラッシュデッキスタイルが主流だったが、ヴェン・デ・シュタット…
数年前にデッキ腐りを修理した左舷側シュラウドベースだが 前回の修理の際には、デッキ腐りは修理していたのだが、シュラウドベース位置はオリジナル通りでチェーンプレートはハルに取り付けられていた。 そのため下の写真の様に、シュラウドベースとガンネ…
右舷シュラウドベースの状況 写真で、シュラウドベース部右下に茶色いものが見えているが、これは応急的に水漏れを止める為に貼られたガムテープ。このテープから写真下方向左右にデッキの腐りが進行していた。 写真でもわかる様に、シュラウド上側に写って…
入手の時には・・・ 艇を入手する際の説明では、腐っているのは右舷側シュラウド取り付け部と右舷ドッグハウス後部という認識。ドッグハウス後部のフレームとコックピットコーミング下のフレームはつながっているので、右舷コックピットコーミングの際にガム…
シンプソン・ローレンス オリジナルで付いていたヘッドは、英国製のシンプソン・ローレンス製のもの。昔はよく使われていたメーカーだが最近は国内で取り扱いが無い様だ。状態としては写真の通り汚れてはいるが、レバーを動かすと給排水は出来ている様だが、…
初めての上架 艇を入手後、初めて上架を行なった。ここまでのブログには未だ記載はしていないが、デッキやコンパニオンウエイ周辺のの腐りを修理したので、この上架でハル塗装、船艇塗装を行い、あと懸案だったスルハルの交換とヘッドの交換、燃料の抜き取り…