ちどり庵主人の木造ヨットライフ

約10年間、ヨットから遠ざかっていた筆者が復帰するににあたり、憧れだった木造艇を手に入れ再開したヨットライフの顛末を綴る。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

デッキは腐るよどこまでも(最終章)コックピットハッチ編

なぜかビルジが溜まる⁇ 丁度スターンデッキの腐りを修理していた時期は梅雨の最中で、合間を見ながらの作業だった。前回までの修理の結果、スターンデッキの水密は完璧のハズだったが、、、なぜか、雨が降った日の翌日にはビルジが溜まる。 写真は左舷側セテ…

デッキは腐るよどこまでも(その6)スターンデッキ編

よもやよもやのスターンデッキの腐り 今まで補修していた箇所は予め聞いていたか、意味ありげなガムテープが貼ってあったりなど、言わば予見性があった。ところが、フォアデッキとサイドデッキ,ドッグハウス周りが片付き、やっと新しい母港への回航が見えて…

デッキは腐るよどこまでも(その5)スプラッシュガード編

スプラッシュガードとは 波や風の強い日にヨットに乗ったことのある人ならご存知のとおり、船が波を切った時にはスプレイが結構上がり、それがデッキ沿いに飛んできて、コックピットに居る人にそれが直撃したり、キャビンに入るコンパニオンウエイのハッチが…

デッキは腐るよどこまでも(その4)ドッグハウスハッチ編

ヴァン・デ・シュタット31のドッグハウス この頃のヴェン・デ・シュタット設計のIOR艇のドッグハウスは、本艇の様なドーム形状のものがある。当時のIORレース艇は、S&S30が代表する様に、フラッシュデッキスタイルが主流だったが、ヴェン・デ・シュタット…

デッキは腐るよどこまでも(その3)シュラウドベース左舷編

数年前にデッキ腐りを修理した左舷側シュラウドベースだが 前回の修理の際には、デッキ腐りは修理していたのだが、シュラウドベース位置はオリジナル通りでチェーンプレートはハルに取り付けられていた。 そのため下の写真の様に、シュラウドベースとガンネ…

デッキは腐るよどこまでも(その2)シュラウドベース編

右舷シュラウドベースの状況 写真で、シュラウドベース部右下に茶色いものが見えているが、これは応急的に水漏れを止める為に貼られたガムテープ。このテープから写真下方向左右にデッキの腐りが進行していた。 写真でもわかる様に、シュラウド上側に写って…