ネジザウルスリキッド
引き継いだ、ヤンマー純正工具は潮に晒される環境で長年使用されてきたため、当然赤錆がかなり発錆している状態だった。
ピカールで錆落とししても良かったが、なにせ時間も掛かるので、ネジザウルスリキッドという錆落としを試してみる事にした。
ネジザウルスはご存知(?)の様にプライヤーの一種で、どんなネジでもネジの頭を咥えて離さずネジを回す事が出来るというスグレモノだ。
そのネジザウルスで下処理用として設定された物なので、さぞかし錆も落ちるのでは?と期待が高まる。
さて、今回錆落としをトライする工具は。
酷いといえばひどいが、表面錆の赤錆がほぼ全面に発錆している。
早速、説明書通りにネジザウルスリキッドを掛けてみる。
暫くすると、泡が赤黒くなって来た。錆が落ちてる??
結局、3分くらいと云う説明書通りでは物足りなくて、2クール(約6分)処理をして流水で洗浄した結果、この程度。まあ、最初と比べればかなり錆が落ちているが、スッキリとまではいかなかった。そして、直ぐにまた赤錆が発錆してくるみたいなので、直ぐCRCで防錆処理をおこなった。
期待ほどではなかったけど、手間も掛らなかったし、まあOKとしよう。